一般的には四十九日ですが、故人の遺志や遺族の意思で葬儀後の納骨のタイミングを決めるのもアリだと思います。

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葬儀後の納骨するタイミング

今年の初め、祖父が亡くなり葬儀を行いましたが、家族の決定で納骨は一般的な四十九日頃に行うことに決まりました。しかし、残された祖母を見ていると、四十九日よりあとのほうがいいのでは、と思いました。そもそも納骨するまで、遺骨は故人の自宅に安置されますが、いつまでに納骨しなくてはならないと法律で決まっているわけではないのです。なので、宗派や考え方によってその時期はいついつであるという慣習はあっても、こうでなければならない!ということはないのです。

その理由もあり、私としては祖父の遺骨は祖母の気持ちが落ち着いてからがいいのでは?と思っていました。祖父は急に倒れてから2週間程でなくなってしまったので、遺言を残すことも自宅に帰ることもできませんでした。余命宣告をされていたことも知らせなかったので、いつまでも「自宅に帰ったらこうしよう」「退院したらおばあちゃんと旅行に行こう」とずっと言い続けていました。また、家族の考えで祖母にも余命は知らされず、祖母もずっと「おじいちゃんが帰ってきたら嫌がるからね」とせっせと掃除をする毎日でした。その願いもかなわず、最期を看取ることもできなかった祖母の気持ちを思うと、四十九日は短すぎるのではと思いました。また、ずっと自宅に帰りたがっていた祖父のことも考えると、もう少し、家で祖母と一緒に過ごして欲しいとも思うのです。

納骨をしたあと、祖母はそれまで遺骨と遺影に話しかけていたのに、もう遺影と遺品しか手元にはないので寂しそうでした。一般的には、とか、宗派ではこうだから、とかではなく、遺族や故人のことを考え、納骨の時期を決めるのが一番なのではないでしょうか。

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